新生高雄駅の旧駅舎は高雄鐵路地下化展示館として展示中!

2023年開業予定の台湾高雄駅

高雄市は港町から発展したため、当初、高雄駅はもっと海に近いところである高雄港駅があった場所が発祥でした。

1941年、現在の三民區に新駅ができるにあたりそこを高雄駅とし、従来の高雄駅を高雄港駅に改名をしました。

高雄港駅は、今では廃止され、打狗鐵道故事館という高雄の鉄道博物館になっています。

現在の高雄駅は市の中心にあり、高雄MRTと台鉄、バスなどを結ぶ主要なターミナル駅になっています。

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路線の地下工事化

高雄駅周辺は2017年をめどに地下鉄道トンネル工事がすすめられ、その距離は近隣7駅を含め9.75キロにも及びます。

現在でも大きな駅である高雄駅ですが、実は仮の駅でさらに大きくそして新しく生まれ変わり、将来的には左営から新幹線が高雄駅まで地下で延伸する予定です。

それに伴い高雄駅は、台鉄・新幹線・MRT・バス・タクシー・自転車までを融合する交通拠点となり、それだけでなくショッピングゾーンやイベントゾーンなども加わった主要都市としてのターミナル駅へ変わります。

新しい公共空間としての高雄駅

2023年開業予定の台湾高雄駅

地上駅はオランダのデザイナーであるFrancine Houbenのデザインが採用されました。

曲線を多用したキャノピーの上に緑をとり入れたしたデザインで、東西にわたるサイクリングコースや散歩道、商業施設、バスターミナルなどが建設されます。

2023年開業予定の台湾高雄駅構内

構内は、旅行者や移動目的者だけでなく、蚤の市やファーマーズマーケット、野外オペラや移動図書館等も展開できるイベントゾーンをも提供する新しい地域社会の公共空間へと生まれ変わります。

高雄駅のシンボルである旧来の駅舎

帝冠様式の台湾高雄駅駅舎

旧来使用していた日本統治時代に造られた駅舎は、日本の屋根瓦に三角屋根と洋風建築が交わった「帝冠様式」で作られており、高雄市民の存続の声が高いため、新しい駅の出入口として接続され、シンボルとしてデザインの一部となります。

そのため、改築工事を始めるに当たり、約80m東南の方角へ移動させるため、旧駅舎を台車にのせ1日6mという距離で2週間かけて移動させました。

外観もさることながら、内装も見事です。

台湾高雄駅内部装飾

高雄鐵路地下化展示館

高雄駅のシンボルでもあるその駅舎は、2017年まで高雄鐵路地下化展示館として期間限定で地下工事化に関する資料や歴史的な貴重品を展示をしています。

台湾高雄駅東方錶

高雄駅に設置されていた時計ですが「東方錶」と漢字で書かれています。

これは、現在の日本の時計メーカーのセイコーエプソンの子会社であるオリエント時計製の巨大な掛け時計です。

建物もそうですが、日本の仕事が随所に見られて日本人としてちょっと誇らしいですね。

場所と開館時間

場所は、高雄駅のすぐ近くです。

住所 高雄市三民區建國二路/南華路口
電話 07-236-0821
定休日 月曜日
開館時間 10:00~18:00
入館料 無料

地下化工事に関する3Dのジオラマもあり、見るだけでも工事内容や計画がよくわかります。

期間限定ですのでぜひ訪れてください。

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