中正紀念堂は何もかも巨大で、衛兵交代式も見れた。




衛兵交代式で銃を回す

台北駅からMRTで、わすが2駅で到着。

改札口をでると、サインがあるのでそれに沿ってすすむ。

かなり長い通路を抜ける。

専用通路のようで、それ故期待も高まった。

階段をあがり、地上の地下鉄出口に出ると、すぐそこが、公園内になっていた。

巨大な広場に建っている、二つの同じ巨大な建物

中山紀念堂オペラハウス

出口からすすむと、巨大な建物が右手に目に入ってくる。

若い子たちが、まわりの回廊で大音響で曲を流しダンスの練習をしている。

こんなところで、練習していいのだろうかと、横目に見つつ通り過ぎた。

少し歩いていくと、その建物は2対であるのがわかった。

それにしても、巨大だ!

オペラハウスとコンサートホールになっているらしいが、いかにも台湾という感じの建物だ。

どうりで地下鉄の通路が広くて長かった訳がわかった。

日本の武道館みたいな感じなのだろう。

ここでコンサートを開いたとしたら、大人数の人が地下鉄の駅に集中するから、通路がひろかったのだろう。

それに、音楽の中心地みたいな意味合いもあって、ダンスに興じる若い子もいたのだろう。

二つの巨大な建物が広場の入口から対峙していた。

中山紀念堂コンサートホール

自由広場・大中至正の門

歩をすすめると、左側に巨大な門が、目に入ってきた。

ガイドブックによくあるやつだーとワクワクしながらスマホを向けた。

門の上部に、今は「自由広場」と書かれてあるが、以前は「大中至正」と書かれていた時代もあったとのこと。

その時の台湾の政権によって、歴史上の人物として蒋介石をどのようにとらえるかによって、その文字は、変わっていくという事でした。

それにしても、白亜に青い屋根瓦が美しく、高さ30メートルもあるそうで、本当に巨大で美しい建造物でした。

自由広場の門

中山紀念堂本堂への長い広場を歩く

中山紀念堂本堂外観

本堂に向かって歩いて行くが、行くまで距離もすごく長い。

日本が統治していた時代、陸軍歩兵第一連隊の跡地に建てられたのだというが、台北市内のどまんなかにこんなおおきな土地をとるのもすごいことだなと思った。

長くて歩をすすめていくとだんだんと汗ばんできた。

階段をあがり本堂に入ると、ドカーンと蒋介石の彫像が鎮座している。

ワシントンのリンカーン記念堂を思い出した。

彫像は巨大でビックリした。

後ろのかべには、なんやらいろいろと漢字がかいてある。

蒋介石彫像

ちょうど衛兵交代式の時間だった

ポカーンと見ていると、なにやらまわりの人々が、ゾロゾロと周囲を囲むようコの字型に並びだした。

何かが始まるようだった。

そういえば、ピクリとも動かない衛兵が、2対になって銃をかかえて両脇でにらみ合っている。

彼らの交代式が行われるようだった。

数分後、それは始まった。

脇から交代の衛兵が、銃を担いで3人やってきた。

カツカツと行進の仕方も独特の方法で、ゆっくりとしているが、力の入った緊張感のある歩き方であった。

途中、担いでいた銃をクルクルと回したり、その度に、カチャ、カチャとこ気味よく心地よい音がした。

すっぽ抜けたら最悪だなー(笑)なんて思いつつ、静かにみんな見ていた。

衛兵交代式で銃を回す

人形のようにピクリとも動かない衛兵

10分か15分くらいデモンストレーションはやっていた。

それが終わると、また元のとおりに戻ったが、衛兵はピクリとも動かない。

みんな衛兵さんの前に立って写真をとったり、じっと見ていても、ピクリとも動かなかった。

しかし、この暑さにあの重装備では、汗を書いてしまい、ときどきうしろにいる黒いスーツを着たスタッフが汗を拭いている。

彼らは、衛兵の候補生で勉強しているそうだ。

台湾の若者のあこがれの職業であってほしいし、とても名誉ある仕事だと思ったので、私の息子がこんなになったら、やっぱりうれしいなと想像した。

衛兵の候補生