総統府で自動小銃を持った軍人ににらまれ、逃げる。~旅ログ~




総統府ルネッサンス様式の美しい建物

中正紀念堂の資料展示室での見学を終えて、中のベンチで少し休憩しながら、スマホで旅の計画表をチェックした。

次は、総統府へ行こうと思いガイドブックを開き地図を見てみると、歩いて行ける距離にあるので徒歩で向かうことにした。

行きに歩いて来た広場のまんなかを歩きながら、自由広場の門をくぐる。

周囲に客待ちのタクシーのおっちゃんがいて、誘惑にかられそうになるが、横を通りすぎ右側に歩き続ける。

中正紀念堂から総統府へ徒歩で向かう。

地図を見ながら歩くが、暑さのせいで頭がぼやーとしてあまり働かない。

方向感覚がつかめない。

こんなに近いところなのにと思いながら、みんなが歩いていく方へ方角は合っているだろうと思い信号を左に渡って歩き続けた。

介壽公園の横を歩いていると、車の中で気持ち良さげに昼寝をしている人たちがたくさんいた。

都会の公園沿いは、どこの国もこんな風景が見られるよなあと思いつつ、うらやましく自分もお昼寝したいと思った。

少し歩くと、右側に広い駐車場が広がり、その奥にガイドブックに載っている建物が見えてきた。

「あぁ、あれだ!」と思いながら、歩を進める。

ルネッサンス様式の美しい建物の前で、銃で撃たれそうに、、、

ルネッサンス様式の建物が美しい。

遠くから写真を撮っている人や、バスからおりた観光客が道路を挟んで、駐車場内から写真撮影している。

建物の近くにいくと、なにやら白いジャンパーの警備員みたいな若い兄ちゃんがいっぱいいた。

見学したかったので、中に入れるか?と英語で話してみるが全く通じない。

しょうがないので、他の人に聞いて見ようと思って他の人に話すが、No!と手でバツ印を作られた。

今日は休みで入れないのかな?と思っていると、自動小銃を肩から掛けた迷彩服の軍人が入口を守っていたので、写真をとろうとスマホを向けたら、にらまれ、またまたNo!と言われてしまった。

銃口は向けられていないが、銃で撃たれるという身の危険を人生初めて感じた、、、

尋常じゃない緊張感だったので、ここはやばいと思いだまってすごすごとその場所を離れることにした。

内緒で遠くから撮った写真がこれ↓

総統府の軍人

総統府は、基本的に撮影が禁止されているとこです。

撃たれないように自己責任で。w

後からガイドブックで調べてみると、、、

後程、ガイドブックや検索して調べてみると、

1919年日本統治時代に、日本人の建築家によって総督府として建てられた建物で、平日の午前中は日本人と台湾人に解放されています。

見学は正面でなく、宝慶路と博愛路口の3番入り口という見学者用の入口があってそこから入ります。

そこも警備は厳重で、手荷物を預けたり入館に際しパスポート提出など、手続きがいろいろとあります。

歴代総統の文献や所有物や日本との関わり合いの歴史が展示したあったり、お土産やさんもあります。

とまあ、なんとなくわかりましたが、自分が行った時は、たまたま日曜日で入れなかったみたいです。

あー怖かった。