點水樓でビールと小龍包を食べて、お腹いっぱいになったので、支払いをすまして店をでて、来るときに気になっていた通りへと歩いて向かった。
入口には、「行人徒歩區」と漢字で看板に書いてあった。これは多分、歩行者天国の意味だろう。
入口からたくさんの人々が集まっていて、活気があって声が行きかっているのがわかった。
ちょっと覗いてみよう。
沅陵皮鞋街
入り口付近にでっかい赤い婦人靴のオブジェがあった。
なんだこれはと思いながら、すすむ。
なるほど靴屋さんばっかりある通りだ。
両脇に靴屋さんがいっぱい並んでいるが、その前の道路にでみせの屋台がたくさん並んで、威勢よくお客さんと何か掛け合いをしている。
その後ろで、真剣に品定めをするおばちゃんたちがたくさんいて、屋台に群がっている。
人がたくさんいて歩けないほどだ。
途中からサンダルや靴だけでなく、食べ物やジュース、乾物などの屋台が増えてきた。
ものすごく安い衣料品やアクセサリーの屋台もでてきて、ごちゃごちゃになってきた。
まさにカオス。
混沌としていて、人々の勢いと活声がすごくて歩けない。
ヒト・モノ・カネがいきかう、まさにカオス。
バーゲンセールの時の、日本みたいだ。
何も買うことなく、200mくらいの通りをやっとの思いで抜け、ふうーとため息をついた。