台湾には、小吃(シャオチー)といって、牛肉麺(ニューロウメン)や胡椒餅(フーチャオビン)などおいしいものがいっぱいあります。
なかでも小龍包(シャオロンパオ)は、日本人にもおなじみで、台湾から日本へ出店しているお店もありますね。
台湾へ行ったら、ぜひ本場のおいしい味を体感してほしいので、絶対行っておくべき小龍包のおすすめのお店を紹介します。
短期旅行では、たくさんのお店に行くことができませんし、小龍包以外にもいろんなおいしいものも食べたいので、おすすめベスト3に絞りました。
台湾で、このお店の小龍包を食べれば絶対はずれることはありません。
おすすめ第1位、鼎泰豊(ディンタイフォン)
住所:台北市信義路二段194号
言わずとも知れた台湾小龍包といえば、ミシュラン一つ星のこのお店。
味・サービスとも鼎泰豊を超えるところは、今のところないです。
台湾には、台北に6店、板橋、新竹、台中、高雄にお店があります。
日本にも高島屋やショッピングセンターなどにお店があって、いまや世界中に110店舗を展開しています。
どのお店も行列が並んでいて、みなさん順番待ちのカードを引いて待っています。
調理法やお客様へのホスピタリティーまですべて決まりごとがあって、どこのお店で食べてもいつも同じ味を気持ちよく食べることができます。
お店の窓のふき方までシステム化されているほど、お店のスタッフさんも教育がよくされて気持ちいいです。
日本語を話せるスタッフや、待っている間に先に注文を取ったりと動きがテキパキしています。
小龍包などの点心は複数の職人が分業で作る手作りですが、皮は5グラム、餡は16グラムとすべて決まっています。
小龍包の皮のひだも18と決められていて、すべての小龍包のひだは18で包まれています。
皮は極薄で中のスープが透けて見えるほどですので、はしで持ち上げるときに破けないよう気を付けてください。
中から出る肉汁もあつあつ、酢醤油(これも対比が決まっています)につけて食べると最高においしいです。
何個でもいけちゃう味です。
お昼の時間をさけて行った方がおすすめです。
おすすめ第2位、點水樓(ディエンシュイロウ)
住所:台北市中正区懐寧街64号
お店の雰囲気は落ち着いていて、ゆっくりと食事を楽しめるお店です。
お値段も他のお店に比べて高いですが、地元の人気投票で1位になったこともあり、味はすべてのメニューにおいてどれも逸品ぞろいで定評があります。
客人やVIPを招待したり、家族そろっての節目に食事をしたりするようなお店です。
かといって、ふだんでももちろん利用は可能ですし、私はひとりでふらーっと行きました。
點水樓の小籠包(バジル)はあっさりとしていてコクがあった。懷寧店~旅ログ~
お料理すべての素材は、できるだけ台湾でとれる素材を使用しています。
小龍包に使う豚肉は、新鮮な冷凍されていない黒毛豚を使用しているので、くさみが全くありません。
肉汁にも、しつこさがなくあっさりしていますがコクがあっておいしいです。
バジルを練りこんだ小龍包も、大人気でここでしか食べられませんのでおすすめです。
もちろんそのバジルも台湾でとれたものを使用しています。
そのほか、XO醬やトリュフを使った小籠包もあります。
素材にこだわり、どの料理も全体的にあっさりした味付けです。
おすすめ第3位、京鼎楼 (ジンディンロウ)
住所:台北市長春路47号
京鼎楼といえば烏龍茶小龍包がとても有名なお店。
日本でもそごうやららぽーとなどにお店があって、レストラン・カフェ&ダイニング・バル・フードコートの4業態で展開しています。
1997年、鼎泰豊で修業した陳兄弟が開いたお店で、長春路のお店は2002年開店。
お店の雰囲気は上記2店に比べ少し庶民的ですがとてもきれいで、リーズナブルな価格が魅力です。
日本語メニューもあって、注文用紙に記入して頼みます。
グリーンの色をした烏龍茶小龍包は、ひとつひとつが大きくて、極薄の皮で中のコラーゲンたっぷりの豊潤なスープが透けて見えます。
れんげの上にはしで広げると烏龍茶の香りがします。
味は上品であっさりした味わい。
普通の小龍包もおいしくて、口のなかにほおばると豚肉の味わいが口の中いっぱいに広がり、とてもジューシーです。
日本でも楽天通販で買えます。