タビトモにものっていた高雄市立歴史博物館に行ってきました。
ここは、1947年2月28日に起こった二・二八事件に関連する政府軍の無差別虐殺事件が起こった場所です。
二・二八事件は、台湾において1992年言論の自由が認められるまで、語る事すら出来なかった内省人と本省人との間の恐ろしい歴史事件です。
その様子をジオラマで2階に展示しています。
高雄市立歴史物館への行き方
タビトモにはMRT市議会駅から徒歩10分となってましたが、MRT塩埕埔駅の方が近くに感じましたので、MRT塩埕埔駅から行き方を紹介します。
2番出口を出て右方面へ歩くと、マクドナルドがあって信号を渡ると、公園があります。
すると前方に高雄国際会議中心が見えてきます。
信号を渡り、高雄国際会議中心の前を右方面へ行きます。すると道路が左カーブになっていますので、道路に沿って歩きます。
すると左に高雄市立歴史博物館が見えてきます。
高雄市立歴史博物館の場所・入場料について
住所:高雄市鹽埕區中正四路272號
電話:07-531-2560
開館時間:午前9時~午後5時 土日は午後9時まで
休館日:月曜日
入場料金:無料
入口に券売機みたいなものがあって、買わなければいけないのかどうか迷い、買い方もわからなかったのでそのまま入って行きました。
中に入ると誰にも何も言われなかったので、入場料金は無料のようでした。
どうやら、駐車料金の券売機らしいです。
高雄市市定古跡
日本統治時代に清水建設が設計した建物で、1939年高雄市庁舎として建てられました。
屋根瓦を配した帝冠様式の鉄筋コンクリート造りで、外観の緑色は飛行機からの爆撃を避けるための色です。
外には、神社のような石の灯籠が対であります。
屋外ロビー上のベランダは、まさに帝国主義日本を象徴する建築様式。陶製の配水管も貴重な建築様式です。
歴史的な遺産であるとして高雄市の市定古跡に認定されています。
素材に石を多用し装飾の施された内装
窓の形も八角形やアーチ型などたくさんあります。
柱の上部には雀替と呼ばれる雲の形をした装飾とアカンサスの葉が彫られた装飾があります。
左右の壁に雀替装飾がライトのデザインになりアーチ型の天井を白く映しだしている廊下。
独特なデザインのドア窓格子。
大理石の階段床面。
2階へ上がる途中踊り場にある石でできた時計塔。この前で皆さん写真を撮ってました。
常設展示
常設展示で2017年12月31日まで「高小雄の家一児童ストーリーハウス」を展示しています。
子供と一緒に親子で遊べんで学べる展示になってます。
なつかしい足踏み式の古いミシンがありました。