アジアを中心にいろいろな国へ旅してきましたが、初めの頃は、着ない衣服や必要のない持ち物でスーツケースの中がいっぱいになっていました。
帰国して持ち物を整理するとよくわかるんですよね。
カンボジアにはあまりなかったけど、今のアジア諸外国はコンビニが結構あって大体何でも現地調達できてしまうことが多く、台湾も例外ではありません。
そんな中でも初めて台湾へ行く人は、何を持って行ったらいいか少し不安になっていると思いましたので、台湾であると便利な持ち物をあげて解説してみました。
今回、私は台湾を台北から高雄へ5泊6日で旅行してきましたが、同じように短期で旅行する方向けの内容です。
目次
あると便利な持ち物10選
1位:ガイドブック
旅先べつによく書店で売られているガイドブックのことです。
この時代インターネットがあるのになぜ本なのか?と思われるかもしれませんが、これは私の経験からくるもので、以前韓国でパスポートを紛失したときに大変役に立ちました。
当時はあせって電話もかけれませんでしたが、方法がすべて書いてありますので、しっかり読めば、非常時、落ち着いて対処することができます。
私は個人的にはタビトモが好きです。タビトモは数あるガイドブックの中でもコンパクトで携帯しやすく、MRT路線図などかゆいところに手が届く観光情報が満載です。
最近はあまりないですが、以前はWifi設定が複雑だったり、不安定だったりで端末でWifiが使えず情報がとれなかった事がありました。その時もガイドブックが役立ちました。
また、端末に水をこぼしたり落としてしまってこわれてしまったときや盗難にあって使えない場合も想定し、ガイドブックを用意しておいた方が無難です。
地図とかちょっと見たい時、ガイドブックの紙媒体でも大丈夫な時はアプリを立ち上げることなく確認できるのでバッテリー節約にもなります。
台湾に限らずガイドブックは私としての必要な持ち物優先度第1位です。w
※ガイドブックの持ち物としての重要性を説明している記事がありますので、こちらの記事も参考にして下さい。
→私の海外旅行にガイドブックは必要アイテム!なぜ?!~経験談より~
2位:SIMフリースマホ端末
スマホは多機能でもはや旅行には欠かせない持ち物です。
- 調べものをしたり
- 地図アプリで道を調べたり
- 翻訳アプリでコミュニケーションしたり
- 現地通貨との為替を変換したり
- 写真を撮ってみたり
- 目ざまし時計としてつかったり
とスマホはあると本当に便利ですよね。
入国して少し両替して次にSIMカードを買えば、日本と同じ状態ですぐインターネットが使えるようになります。
SIMフリー端末でないと使えませんので、持ち物としてそろえて下さい。日本国内でも安いものは1万円位であります。
台湾でも日本と同様に電車内では若い人がスマホをいじってます。街中でもスマホにかじりついている状況はほとんど日本と同じです。
そんな状況で、街中でスマホを見ていれば人ごみにまぎれると思いがちですが、日本人観光者は目立ちますので、スマホに没頭することなく周囲に注意しましょう。
端末にSIMを差して利用する方法について詳しい情報はこちらの記事を参考してください。
3位:パスポートのコピーと顔写真
以前に一回パスポートを紛失してからどこへ行くにも、パスポートのコピーと帰国のための渡航書を申請するための顔写真をいつも用意携行しています。
台湾ではパスポートを紛失したときは、移民局へ行って紛失届を提出してから、公益財団法人交流協会で「帰国の為の渡航書」を申請します。
パスポートのコピーと顔写真があると、その時の流れがスムーズになります。
必要な枚数は1枚、大きさは縦4.5cm×横3.5cmです。
台湾に限らず、持ち物の必要性としてはどこの国に行っても当てはまり、サイズはどこの国も大体同じです。国によって必要な枚数が変わったりします。
持ち物優先度第1位のガイドブックとともに用意しておきたい持ち物です。
4位:ウェットティッシュ
台湾といえば夜市。
夜市ではおいしいものがいっぱいで、小吃の食べ歩きで手が汚れてべとべとしたりしますので、そんな時に大変役に立ちます。
また、衣服やかばん、靴などに汚れがついたときにもさっと使えますし、衛生状況があまりよろしくないと思ったレストランで、お箸やスプーンをちょっとふいたり、食事前に手を拭いたりとカバンの中の持ち物に加えておくと出番はたくさんあります。
コンビニがたくさんあるから現地調達も可能ですが、売ってたりなかったりです。
日本のドラッグストアーには、旅行用のウェットティッシュがあり、非常にコンパクトで携帯しやすいタイプがそろっています。
5位:晴雨兼用折り畳み傘
台湾は、突然の雨(スコール)があります。また、日本にくらべて紫外線が強いので紫外線対策が必要です。
ですので、旅行中は日傘にもなる晴雨兼用のものが便利です。
大きくて持ち物としてかさばるのは事実なので、若干強度は落ちるもののコンパクトな軽量折り畳み傘を用意すると、かばんの中の持ち物としても、またスーツケースに入れてもあまりじゃまにならず、かさばりません。
6位:日焼け止めクリームとサングラス
折り畳み傘のところで言いましたが、台湾は南国で日差しが強いので紫外線対策が必要です。
女性に限らず男性も日焼け止めクリームをしっかりぬって外出してください。
もう一つの紫外線対策としてサングラスがあります。
現地で調達することも可能ですが、UV効果のあるしっかりしたサングラスを日本で購入してから持参したほうが無難です。
日傘にもなる晴雨兼用折り畳み傘と同様、台湾での持ち物優先度はかなり高いアイテムになります。
7位:メモ帳とボールペン
タクシーに乗って行き先をつげるとき、中国語にカタカナでふってある読みで話しかけても全然通じないときがありますので、そういった困ったときには、メモ帳にボールペンで漢字で書いてあげると通じます。
ガイドブックを見せて、話をするとガイドブックに直接ボールペンで書かれてしまう時もあるので、メモを持って聞いた方がいいです。
お店でもやりとりが通じないときは、気持ちを漢字で伝えると意味がわかったりしますよ。変な意味に通じないよう注意しないといけませんですけど、、、w
飛行機の機内で、出入国カードに記入するときもボールペンが必要になります。
キャビンアテンダントに借りることもできますが、機内持ち込み手荷物として携行しておいてください。
ガイドブックも一緒に携行すると記入方法も書いてあり、その他、時間つぶしにもなります。
8位:はおりもの
台湾へ就航している航空会社や航空機にもよりますが、機内の空調が寒いときがありますので、防寒対策としてはおりものを持参するとよいです。
台湾はレストランやホテルなどでも、クーラーが効きすぎて寒い場合があるので用意しておくと便利です。
私はペラペラのウィンドブレーカーが持ち物としてかさばらず機内でよく使用しています。
他の場所ではパーカーや長袖シャツで対応しています。
ホテルでの就寝時にも空調にはくれぐれも気を付けて、体調を崩さないようにすることが大事です。
※機内やホテルの部屋では同時に乾燥するので、マスクもあると便利です。
9位:現金やキャッシュカード
これは旅の計画予算以外の現金のことを指します。非常時はお金が余計にかかりますので、もしもの時の保険の意味で現金をある程度持参していると安心です。
具体的には、5千円札か1千万円札を封筒に入れて何か所かに分散して保管しておきます。
キャッシュカードの保管もばらけていた方が良いです。
免税店やショッピングセンターなどで、お土産を購入したり、急に欲しくなってしまった衝動買いにもカードは役に立ちます。
急な現金が必要になって、両替できる銀行などが閉まっていても、台湾ではATMでキャッシングすることが可能です。
何も使わなければ帰国してお財布にしまえばそれでいいと思いますので、安心を買う保険の意味で考えてください。
10位:透明のビニール袋
今回台湾へ行くときにLCCを利用しました。私はLCCを利用するとき、お金と時間を節約するため、機内に手荷物としてスーツケースを入れています。
液体を機内手荷物として持ち込む場合は、液体物を100ml以内の容器に納め1L以下の無色透明ジッパー付きのプラスチック袋に入れる決まりがあるので、それにはジップロックを使用しています。
家の台所にあるもので十分です。それ以外にも絆創膏や常備薬やちょっとした小物などを別袋で入れておくと、中身が見えるので使う時に使いやすいです。
100円ショップやMUJIで、ジッパー付きのビニールケースや空の液体容器が売っていますので、それを活用しています。
海外旅行の持ち物マストアイテム
あると便利な持ち物として10選をあげましたが、私にとっては台湾を旅行するうえではあまり順位など関係なくどれも重要な持ち物ばかりです。
せっかくここまであげたので、今後の為に海外旅行へ持参するマストアイテムもリスト化しておこうと思います。
どうしても持ち物は減らしたいので、最低限なものに絞ってあり、機内でのネックピローとかアイマスクとかそういったものは省いてあります。
リスト化したアイテムは、nobuオリジナルの必要最低限なものとして抽出していますので、そのうえでご自分でカスタマイズして参考にしてみてください。
1、貴重品や必要なもの
パスポート
これなくして、海外旅行はできません。
短期旅行者は、台湾入境時に残存期間90日間が必要です。90日間はビザなしで観光できるって事です。
航空券のEメールコピー
LCCを利用するので、インターネットで航空券を予約したときのEチケットのメールをコピーして持参するとチェックインもスムーズです。
予約バウチャーコピー
ホテルやオプショナルツアーをインターネットで予約したバウチャーや予約完了画面のコピー。
紙一枚で現地での手続きがスムーズです。
旅の行程表や地図
自分で作成したエクセルの行程表やプリントした地図。
同時にクラウドで保存していく。
現金・クレジットカード
旅の予算内の現金とクレジットカード数枚。
2、衣料品と洗面用具・常備薬など
衣類
Tシャツ、パンツ、下着、靴下、パジャマなど。
一日目はこれ、二日目はこれとかシチュエーションをイメージしてセットでそろえていきます。
けれども、すべての日を揃えるのでなくすべて洗濯するのでセットは少なめです。
替え用の靴
靴を履いていったなら、他にサンダルを用意。逆だったら逆です。
機内やホテルの部屋内でもサンダルはスリッパ替わりにもなり便利です。
安ホテルはスリッパないです。w
洗面用品
- 歯ブラシと歯磨き粉(あったりなかったりなので持参します)
- T字髭剃り、シェービングクリーム
- ヘアージェル
- 制汗消臭スプレー(おやじですからw)
- 先のまるいハサミ(いろいろなところで意外に役立ちます)
シャンプーは髪がゴワゴワになっても短期旅行なのでホテル備え付けのを使っちゃいます。日焼けクリームは入れましたね。w
ハサミは先が丸くないと空港で没収されちゃいます。
何回か没収されました。w
常備薬
正露丸と胃健錠とEVEを錠剤でケースに入れて持参します。
絆創膏も持って行くと使えます。怪我で使いますが、ドラえもんとかキティちゃんのとかプレゼントであげるといいかもです。
タオルとハンカチ
タオルはホテルでもらった薄いのとか使い捨てできるものを持って行って捨ててきます。
汗をかくのでハンカチは何枚も用意します。
3、日用品・その他など
スマホ充電器・コード
台湾では、日本の電化製品がそのまま使えますが、変圧器を通した方が安心です。
部屋のコンセント位置がわからないのでUSBコードは、長けれ長いほどいいです。
最近のスマホは海外製で、海外の電圧で充電器もそのまま使えるものもありますが確認が必要です。
※リチウムイオン電池の持ち込みについては注意が必要です。スマホの予備電池やカメラの予備バッテリーは、機内持ち込みならほとんど問題ないですが、航空会社によって確認が必要です。
変圧器・変換プラグ
変圧器は研究してヨドバシで買いました。私は香港でドライヤー、タイで湯沸し、沖縄ではなぜかPADをダメにしました(笑)。
台湾では日本の電化製品がそのまま使えます。
プラグは各国によって違い、日本で家電量販店で販売してますが、ホテルとかで情報と全く違っていたりします。
プラグは、ホテルでの貸し出しや現地調達でも可能ですので、そんなに神経質にならなくても良いと思います。買うとしたら現地のコンビニだと高いけど、電気街みたいなところに行くと安いです。
ポケットティッシュ
台湾ふくめアジア諸外国は、トイレに紙がないところもあります。また流せない場合が多いので、使用後は備え付けのゴミ箱へ。
機内持込み手荷物用サブバッグ
お財布とかガイドブックとか入るようなサブバッグで、肩からかけられるショルダーバッグを持参しています。
LCCの重量制限を超過しそうな場合はこっちに充電器とか重そうなものを入れ、それでも入らない場合はレジ袋ですっぽり入れてしまい、それで回避します。w
航空会社によっては合計で計られる場合もあります。ドキッ
機内と街歩きはこのショルダーバッグを使用しています。
開け閉めの時に、マジックテープが「ベリッ」って音がするんで逆にスリ対策の防犯になっていいのと、中にジッパー付の小物入れが付属しているのでこれも便利です。
ネイビーを使ってます。
くれぐれも写真のように前にかけて歩くのがベストです。
腕時計
防犯のため、チープな安物でいつも行きます。
その他
- 爪楊枝を数本
- 洗濯セット(洗濯ロープ、洗濯バサミ、洗剤)
- イヤフォン(飛行機の機体によってはスマホ用のが使えたりします)
4、女子が上記リストに加える持ち物
つばの広い帽子
紫外線対策として、綿素材でなどの折りたたんでも平気なつばの広い帽子を持参するといいです。
化粧品などのアメニティー
私がとやかく言う必要ありません。化粧品、化粧道具、シャンプー・リンス、洗顔用品など女子必携の持ち物です。
くるくるドライヤー
電圧に注意して使用・用意してください。
生理用品
台湾での現地調達はある程度可能です。
使い捨てカイロ
台湾の1・2月は日本より寒く感じることがあります。
それ以外でも、クーラーで寒いときもあるので冷え性の女子は持ち物に入れた方が役立ちます。
海外旅行保険
ここまできて、準備万端と思って最後に大体思い出すのが海外旅行保険です。
航空券やホテルをカードで予約して買ったり、現地での交通機関利用をカード使用すれば、カード会社によっては付帯の海外旅行保険が適用になりますが、任意で保険に加入することもおすすめします。
私は韓国でパスポートを紛失した経験があります。
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